NFTとeスポーツでさらなる発展
eスポーツとNFTというのは、運命であるかのようにぴったりとくっつける力を持っています。
この二つがもっと近づけば、新しく生まれるものは多いはずなのに、現状はそうではありません。
eスポーツとNFTは、どちらも現代の文化を担う有力な期待株です。
そんな二つがともに作用し合うことで、さらに素晴らしい文化が開花するに違いありません。
eスポーツのブランドは、NFTと連携することによって得られるものが多いはずです。
eスポーツとNFTは、どちらも同じ時期に流行し始めました。
そしてどちらも、これから先もっと発展する可能性があります。
2021年のeスポーツ上位100人の稼ぎは100万ドル以上であり、さらにトップ10は全員400万ドル以上稼いでいます。
つまり、eスポーツ業界は稼げる世界なのです。
そして、2021年はNFTにとっても景気のいい年でした。
2021年7~9月、NFT取引量は107億ドルにまでなりました。
近年、eスポーツブランド側もNFTの秘めるポテンシャルに気が付き始めています。
すでにNFTにはNBAやUFCも参入しています。
eスポーツも、今後NFT市場にどんどん参入していくと考えられるでしょう。
NFTは、さまざまなブランドのニーズに応じてファンの期待に応える機会を作ることができます。
どのジャンルにおいても、コアなファンというのは、グッズを集めたり限定品を買ったりすることが好きなものです。
[dfads params=’groups=6′]
NFTはeスポーツに対し大きな収入を作り出す
eスポーツ特化の大手NFTである『Yesports』と契約を結んだ『Talon Esports』の経営責任者であるSean Zhang氏は、以下のように述べています。
「Web 3.0やNFT、メタバースは、ファンと交流できる、おもしろくてエキサイティングな方法をうみだしてくれることになるはずです」
「これまでに現実とバーチャル世界の効用や環境を考慮した戦略、またすばらしいeスポーツチームのラインナップなどの計画を見てきました。我々はファンのみなさんに価値のあるものを提供できるように開発していきます。この上なくワクワクしています。」
『Talon Esports NFTs』は、契約を結んだYesportsと連携し、サイン入りのグッズのドロップや、選手たちとのオンラインでのグリーティングなどの特典を発信することが可能となります。他のブランドも、今後こういった提携契約を結んでいくでしょう。
こうしている間にも、eスポーツ界隈ではこのような契約の話がいたるところで進んでいるはずです。
『Talon Esports』以外には、『OG』も早期にNFTを導入した企業のひとつです。
『OG』は2021年、最初のNFTドロップで100万ドルの利益を上げ、さらにNFTミステリーボックスは一瞬で完売となりました。
また、『100 Thieves』も「Commemorative Digital 100 Thieves Championship Chains」というNFTを無償で30万個も配布するなど、このNFT競争に参入しています。
NFTはeスポーツに対し、大きな収入源を作り出すことができます。
eスポーツのプレイヤーは、ゲーム内で稼いだ資金や実績を、NFTという形にして取引することが可能になります。
さらにeスポーツブランドは、NFTによって映像やアート、商品などのグッズを作り出すことができます。
NFTは、ファンも楽しめるうえ、提供するeスポーツ側も収益を上げることができるという、双方に魅力的なものだということです。
NFT導入にはセキュリティや品質が重要
NFTは、ほとんど規制というものが存在していません。
インターネット上のあらゆるところに、詐欺を行おうとする人や不正を働こうとする人たちがいて、NFT市場を利用するチャンスを常に探っています。
eスポーツの大手ブランドである『EA』と『Ubisoft』は、NFT製品のセキュリティや品質を疑問視しており、NFT採用からは距離をおいています。
『Epic Games』などNFTの導入に積極的であるeスポーツブランドは、この先eスポーツ界からの信用を得るべく、セキュリティや品質といった懸念事項の解消に取り組むこととなるでしょう。
eスポーツとNFTは、まだやっと出会ったところです。
世界中の26億人がオンラインでゲームを遊び、NFT側はeスポーツに対して新しい価値を作り出す方法を提供します。