要約すると
・「Virtual Basketball Association」を開発したのは創業間もない、Fast Break Labsという企業です。
・出資者のラインナップには、起業直後であるベンチャー企業、ソラナベンチャーズ、NBAのオーナーなど、さまざまな業界から参加しています。
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「Virtual Basketball Association」は新時代のファンタジー・バスケットボール!
Web3のベンチャー企業が、600万ドルの資金調達を行うことを今日公表しました。
経営方針としてファンタジー・バスケットボールをブロックチェーンゲームとするプロジェクトを掲げており、今回のシードラウンドの主軸はパンテラキャピタルやパトロンといったアーリーステージ企業です。
チャールズ・デュ(Fast Break Labs社CEO)が目指しているのは、バスケットボールを愛するファン全員が体感できる、チームを率いることのリアリティを追求したゲームです。
今回、マーク・メリル、アニール・ラナディブが出資を決めました。
マーク・メリルはソラナベンチャーズ、サウスパークコモンズ、ライアットゲームズの創業者のひとりです。
アニール・ラナディブはブルックリンネッツの共同オーナーで、同チームは2018年に暗号を初めてマイニングしたことで有名です。
メンバーにはチームを率いるジョー・ツァイやサクラメント・キングスがいます。
Fast Break Labsは今回のシードラウンドにより、社オリジナルのファンタジーリーグ「Virtual Basketball Association」のシステムを前進させる計画です。
こちらの企業を2021年末に設立した創業メンバーは、元Facebook(現・メタ)の2人の元社員です。
ソラナでライブ配信される日も近い!?
「ゲームではバスケットボールのチームを持つことができます。ゼネラルマネージャー、スカウト、コーチ、オーナーの視点から戦略を進め、オンラインで他のチームと戦うことで収益が発生します。新時代のファンタジー・バスケットボールといえます。」
こう述べるのは同社の広報スタッフ。
「ゲームの利点としては、所属しているチームメイトは誰一人、シーズン中に大っぴらにLAから出ていくことはないということです。だって、ゲームの中の人物ですからね。」
ブロックチェーン技術を用いたNFTトークン。
手持ちの資産価値を証明する信頼性がありますが、バスケットボールの分野自体では目立って新しいものとはいえません。
Web3で新規参入した企業であるNBA Top Shotは、早々とNFTゲームで用いるトレーティングカードのために選手の肖像権を獲得しています。
Coinbaseも、10月にリーグを大きくカバーする規模のスポンサー契約に着手しました。
イーサリアムで初めて生まれたNFTですが、同じ業界がシステムを取り入れる前向きな姿勢を見せたことで、ここ1年ほどでマーケットが盛り上がりを見せています。
ゲームスタートの準備が万全となれば、ソラナで初めてライブ配信される日もそう遠くありません。