【初心者向け】メタマスクにトークンを追加するやり方!画像で詳しく解説!


メタマスクってETH以外のトークンを管理できないの?


メタマスクにトークンを追加するにはなにをすればいいの?


そもそもトークン追加ってなに?

「メタマスク」(MetaMask)の利用を続けていると、いろいろな種類のトークンを管理することになってきます。

この記事でわかること!

・「ETH」以外の仮想通貨を管理したい場合は「トークン追加」が必要!
・イーサリアムチェーン以外の仮想通貨を管理したい場合は「ネットワーク追加」が必要!
・トークン追加するときは、トークンのコントラクトアドレスを調べる!
・トークン購入するためには、「コインチェック」などの口座が必要!


メタマスクでは、「ETH」だけでなく、「MATIC」や「BNB」、「APE」といった有名な仮想通貨を一元管理できるよ!

記事の前半では、「メタマスク」でトークン追加する理由、トークンの概要などを解説しています。

また記事後半にかけて、「メタマスク」へトークンを追加する流れを具体的を交えて解説しています。


メタマスクの使い方をおさらいしたい人は下記の記事をチェックしてね!

メタマスクの始め方と使い方まとめ!
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「トークン追加する」とは?

仮想通貨やNFTを管理できるウォレットツール「メタマスク」(MetaMask)。

「メタマスク」は、NFTサービス・仮想通貨を扱う際に必須のアプリとなります。

例えば、

・NFTゲームをプレイ時に課金したいとき
・マーケットでNFTを購入したいとき

に仮想通貨を支払う必要があります。


NFTサービスに触れていると、「メタマスク」を通じて仮想通貨で課金するケースが非常に多いよ!


管理するトークンを増したい

「メタマスク」では、初期設定でイーサリアムチェーンの仮想通貨「ETH」を扱える状態となっています。

ただし初期状態のままだと、ほかの通貨は利用できません

複数種類の仮想通貨を管理したいのであれば、「メタマスク」で設定する必要があります。


サービスによって、扱う仮想通貨の種類が異なるから設定が必要ってこと?


そうだね! そしてこのときに必要な設定作業を「トークンを追加する」と表現するよ!


トークン追加するまでの流れ


トークン追加する際の大まかな流れは次の表の通りだよ!

「メタマスク」で「トークン追加」する流れ

フロー1:トークンのコントラクトアドレスを調べる
フロー2:「メタマスク」でネットワークを設定する
フロー:「メタマスク」にコントラクトアドレスを追加する


コントラクトアドレス? ネットワーク?知らない言葉がいっぱいでてきちゃった…


「コントラクトアドレス」は、ブロックチェーン上のトークンの住所ような情報だよ!


「ネットワーク設定」っていうのは、メタマスク上に「イーサリアムチェーン」以外のチェーン情報を登録することだね!


ふーん…


最初は専門用語をちゃんと理解してなくても大丈夫! 簡単にできる具体的な手順を紹介していくね!


トークンを追加する方法【簡単なやり方】

コントラクトアドレスを調べなくても、簡単にトークン追加できるやり方が「検索機能」を使った方法。

「メタマスク」上でトークン名を入力して、追加を選択するだけで作業が完了します。

ただし、対応していないトークンもあります


ステップ1:「トークンの追加」を選択

「メタマスク」を開いて、「ネットワーク」を確認の上「トークンの追加」を選択する。

トークンの追加


ステップ2:トークン名を入力して追加

タブ「検索」を選択の上、フォームへトークン名を入力する。

お目当てのトークンを選択して、「追加」をタップする。

トークン名を入力

追加したいトークンが表示されればOK!

トークンが表示


カスタムトークンを追加する方法


私が追加したいトークンが「検索」で出てこなかったよ(つд⊂)エーン


そんなときは「カスタムトークンの追加」を使おう!


イーサリアムのトークンを追加する

「カスタムトークンの追加」を利用して、イーサリアムチェーンのトークンを追加する方法を記載します。

ここでは例として、「ERC20」のトークンを追加してみます。

①「Etherscan」でコントラクトアドレスを取得する

イーサリアムチェーンのエクスプローラーサイト「Etherscan」へアクセスする。

Etherscan公式

入力フォームへトークン名「ERC20」を入力する。

候補の一覧から、お目当てのトークンを選択する。

Etherscan

トークンの個別ページへ移動したら、「Contract」をコピーして、コントラクトアドレスを取得する。

コントラクトアドレス

②「メタマスク」でネットワーク「Ethereum Main Network」を設定する

「メタマスク」を開いて、現在表示されているネットワークが「Ethereum Main Network」になっているか確認する。

初期設定の状態では、自動的に「Ethereum Main Network」になっています。

Ethereum Main Network

③コントラクトアドレスを入力してイーサリアムトークンを追加する

トークンを追加する」をタップする。

イーサリアムトークンを追加する

次にタブ「カスタムトークン」に切り替える。

そこで先ほど取得したコントラクトアドレスを、「トークンアドレス」にペーストする。

すると、自動で「トークンシンボル」「トークン桁数」が表示されます。

問題なければ、「トークンの追加」を選択する。

イーサリアムトークンを追加する2

これでトークン「ERC20」の追加が完了。

イーサリアムトークン追加の完了


ポリゴンのトークンを追加する

「カスタムトークンの追加」を利用して、ポリゴンチェーンのトークンを追加する方法を記載します。

ここでは例として、「USDコイン」(USDC)のトークンを追加してみます。

①「polygonscan」でコントラクトアドレスを取得する

ポリゴンチェーンのエクスプローラーサイト「polygonscan」へアクセスする。

polygonscan公式

入力フォームへトークン名「USD」を入力する。

プルダウンの候補一覧から、お目当てのトークンを選択する。

polygonscan

トークンの個別ページへ移動したら、「Contract」をコピーして、コントラクトアドレスを取得する。

ポリゴンのコントラクトアドレス

②「メタマスク」でネットワーク「Polygon MainNet」を設定する

「メタマスク」を開いて、現在表示されているネットワークが「Polygon MainNet」になっているか確認する。

ネットワーク設定で「Polygon MainNet」が追加されていない場合は、新たに作成する必要があります。

③コントラクトアドレスを入力してポリゴントークンを追加する

「トークンの追加」を選択の上、「トークンアドレス」へコントラクトアドレスをペーストする。

Polygon MainNet

内容を確認して「トークンの追加」を選択する。

ポリゴントークン追加

「USDC」が表示されていれば作業完了。

ポリゴントークン追加完了


BNBのトークンを追加する

「カスタムトークンの追加」を利用して、BNBチェーン(バイナンススマートチェーン)のトークンを追加する方法を記載します。

余談ですが、「BSCチェーン」は、チェーン名が「BNBチェーン」へと2022年2月に改名されているようです。

ここでは例として、「BUSD」のトークンを追加してみます。

①「BscScan」でコントラクトアドレスを取得する

BNBチェーンのエクスプローラーサイト「BscScan」へアクセスする。

BscScan公式

入力フォームへトークン名「BUSD」を入力する。

候補の一覧から、お目当てのトークンを選択する。

BscScan

トークンの個別ページへ移動したら、「Contract」をコピーして、コントラクトアドレスを取得する。

バイナンスのコントラクトアドレス

②「メタマスク」でネットワーク「Smart Chain」を設定する

「メタマスク」を開いて、現在表示されているネットワークが「Smart Chain」になっているか確認する。

ネットワーク設定で「Smart Chain」が追加されていない場合は、新たに作成する必要があります。

③コントラクトアドレスを入力してBSCトークンを追加する

「トークンの追加」を選択の上、「トークンアドレス」へコントラクトアドレスをペースト

トークンの追加」をタップする。

バイナンスのコントラクトアドレス追加

「BUSD」が表示されていれば作業完了。

バイナンスのコントラクトアドレス追加完了


トークン追加できない・表示されないときの対処方法


トークン追加がうまくいかないよ…


じゃあトークン追加に失敗する、よくあるケースをチェックしていこう!


トークンのコントラクトアドレスが誤っている


そもそも「メタマスク」へ入力するトークン情報に誤りがあると、正常にトークンを追加できないよ!

追加したいトークンの

「コントラクトアドレス」
「トークンシンボル」
「トークン桁数」

が正しいかチェックしましょう。

トークン情報を手動入力すると高確率でミスが起きるので、必ずコピー&ペーストで作業しましょう。


端末ごとにトークン追加する必要がある


「メタマスク」は、同じアカウントでも端末ごと(アプリごと)に「トークン追加」する必要があるよ!

例えば、スマホアプリ「メタマスク」とPCアプリ「メタマスク」を同期していて同じウォレットアドレスを使っているとしましょう。

同じアドレスのアカウントを使用していても、端末ごとにトークン・ネットワーク設定する必要があります。


複数端末で同じウォレットを管理している場合は注意しよう! なにも仮想通貨が消えたわけではないから慌てないでね!


まとめ

【まとめ】トークン追加してメタマスクを使いこなそう!

・まず追加したいトークンのネットワーク情報を設定する必要がある
・追加したいトークンのチェーンごとに作業工程が異なる
・トークン情報入力や複数端末にて、トークン追加が反映されないケースに注意!

「メタマスク」でいろいろな仮想通貨を管理して、つかいこなすための参考になればと思います。

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