利用規約とは
そもそも利用規約とは保険やSNS、アプリ等様々なサービスを利用するにあたって、会社や運営によって定められたルールです。
主にサービスを利用する為の条件、規則、約束事が記載されており、法律的には民法上の契約となります。
記事冒頭で記載した通り、白猫プロジェクトが定めた利用規約に同意しなければ、白猫プロジェクトを遊ぶ事が出来ず。
同意したからには、利用規約に記載されている事項に該当(禁止行為の実行等)し、白猫プロジェクト運営がそれを認識した場合、アカウント削除(垢BAN)処置を取られてしまいます。
なので利用規約を実際に読んだ/読まないにかかわらず、「同意する」の項目にチェックを付けて送信したならば、白猫プロジェクトの利用規約を守る義務が発生します。
白猫の利用規約改定
2019年1月30日に白猫プロジェクトの利用規約が改定され、すでに白猫プロジェクトを遊んでいるユーザー全員に対して、改定した利用規約の同意確認が実施されました。
白猫プロジェクトの利用規約は2014年7月14日に制定・施行されていましたが、突然の改定に驚いた方も多い様です。
白猫プロジェクトを始めた時には利用規約の同意確認は実施されないので(※1)、今回の事で利用規約を始めて読んだという方も多いかもしれません。
これまでもアプリ内の【MENU】→【ヘルプ】→【利用規約】から利用規約を読むことは出来ましたが、今回改めて規約内容を読んだことで、規約内容に驚きや不満を持った方が多いようですが、一体今回の改定で何が変わったのか、次の項目で解説していきます。
※1:ユーザーは白猫プロジェクトをダウンロードした時点で、白猫プロジェクトの利用規約に同意したものとみなされる。
(利用規約 第1条第2項より抜粋)
改定前と後の違いは?
利用規約の改定をしたと言うものの、改定箇所が記載されていないため、改定前とどこが変わったのか非常にわかりずらいです。
改定された利用規約を見たユーザーの間で話題になっているのは
・一定期間のアクセス(ログイン)が無いアカウントが解除される可能性(第1条第8項)
・一人で複数のアカウントを保有する行為、いわゆるサブ垢の保有の禁止(第5条第9項)
・コロプラは白猫プロジェクト(アプリ)のバグその他を補修する義務、およびアプリを改良または改修する義務は負わない(第8条第8項)
以上の規約に関しての反応が多いようです。
しかし上記の規約は今回の改定で追加されたものではなく、以前から利用規約に記載されていた規約です。
今回の改定で追記された規約は第5条第5項の
・別途「資金決済法第13条に基づく表示」と題するページに前払式支払手段として表示するアイテム等は、資金決済に関する法律(平成21年法律第59号)に基づき前払式支払手段として扱われます。
(以下略)
のみの様です。
(※2)
この「資金決済法第13条に基づく表示」というのは、【MENU】→【ヘルプ】→【資金決済法】に記載されているのですが。
要するに白猫でガチャ等に使うジュエルは、法律的に前払式支払手段として扱われます。
ジュエルで買ったアイテムは前払式支払手段に該当しません。
と言うことの様です。
そもそも前払式支払手段とは何かというと、簡単に言えば商品券やギフト券、プリペイドカード等の購入した後、お金の代わりに利用できる物の事で。
白猫で言えば課金で購入したジュエルは、お金の代わりにアプリ内での倍書等のアイテム購入に使用できるため、前払式支払手段として扱われるそうです。
なぜ今回追記されたのか良くわからないですが、この第5条第5項が今回の改定で追記された項目です。
※2:他にも追記された項目がある場合、ご指摘いただければ幸いです。
みんなの反応や口コミ
今回の利用規約改定および同意確認に対しての、ユーザーの反応や口コミ等を一部まとめてみました。
・白猫やろうと思ったら利用規約の同意求められたんだけど、改定したのね。
・白猫でいきなり利用規約の同意画面出てビックリしたわww
・利用規約改定は良いんだけどさ、どこが変わったのよ……。
・改定した利用規約の同意確認が出たからざっと見たけど、めっちゃ長い上に回りくどい書き方で一瞬「?」ってなる。
もちっとわかりやすく書いてくれ。
・利用規約軽く読んだけど、サブ垢って禁止だったのね。
いや垢売買がダメなのはわかるけど、個人で楽しむ範囲のサブ垢もダメだとは思わなかった。
・白猫サブ垢禁止だったのか、Twitterでサブ垢云々見かけるけど、アカウント削除対象なのね……。
・白猫放置垢は消される場合があるのか。
・白猫の利用規約で放置垢はデータ消す可能性があるって書いてあるけど、
再開したくなって久々にログインしたら垢がないって事も起こりえるのか。
・白猫の利用規約で「運営はバグその他を補修する義務」は無って書いてあって「え?」ってなったわ。
・白猫運営ってアプリのバグの補修や改良、改修する義務無いのね……。
放置されている不具合とかがあるのはそう言う事なのね……。
(´・ω・`)
・白猫の利用規約に書いてある、運営にはバグを直す義務無いですよ~ってところヤバくないか?
製品に問題あっても知らんぷりできるって事でしょ?
いや完全に放置じゃなくて不具合出たらちゃんと直してるけどさ。
・長ったらしい利用規約の中にひっそり書かれている
「バグ発生しても直す義務無いから!(意訳)」の文言。
こういうのって他のアプリとかでもあるもんなの?
・白猫の利用規約改定がユーザー間で話題になってるけど、改定前と比べたら殆ど変わってないらしいな。
つまり昔から書かれていることで今更不満が出てきていると。
・白猫の利用規約に書かれていることで「え?」って思う箇所があって
Twitterとかでも同じ個所話題になってるから嫌な改定だなと思ったけど
よくよく調べたら「え?」って思った箇所昔からあったっぽい……。
いやそれはそれで「え?」なんだけどさ内容的に……。
まとめ
突然の利用規約の改定や同意確認によって、話題になっている今回の件ですが、追記された項目は1つだけで他の規約は改定前と同じようです。
改定した項目を分かりやすく表示していたり、事前に改定事情の説明などがあれば、混乱も小さく済んだかもしれませんね。
非常に長い利用規約を読むのは辛いかもしれませんが、おおよそでも把握しておく事が大事かもしれません。