クリスぺが炎上したと聞いたけど?
クリスぺってなにが”ヤバイ”の?
と、炎上の経緯が気になったことはありませんか?
今回は『CryptoSpells』が炎上に至るまでの流れを、小ネタを交えつつまとめてみました。
・CryptoSpells炎上事件の経緯
・本リリース後の評判
そもそもCryptoSpellsとは?
まず『CryptoSpells(クリプトスペルズ)』(クリスぺ)のゲーム概要をまとめると、
・ブロックチェーン技術を使ったTCG(トレーティングカードゲーム)
となっています。
日本初のNFTカードゲーム
『CryptoSpells』では、カードがNTFとして扱われて、サービス内のマーケットプレイスで売買されています。
マーケットプレイスの取引以外でも、ユーザーは”カード発行権“と呼ばれる機能を利用することでオリジナルのカードを入手できます。
一定以上のレアリティのカードはNFT化するため、転売して稼ぐことが可能となっています。
サービス終了後もカードがNTFとして残り続ける点
カードを売却することで利益を上げられる点
など、従来のTCGと異なるメリットがあるわけです。
ただし日本としては初のビジネスであったことから、サービス開始の当初は炎上するなどいろいろ問題もあったようです。
過去に話題になった事件
『CryptoSpells』は2019年の正式リリースされました。
プレセールとして2018年10月1日には、カードトークンの事前販売が実施されています。
しかしこの段階で、いろいろな問題が発覚して炎上して返金騒動にまで発展しています。
許可のない画像を使用
炎上した原因を調べてみると、どうやらカードに許可のない画像を利用したことが問題となったようです。
【お知らせ】サービス内の一部画像の削除に関しましてhttps://t.co/KdOCXujP8I
— NFTゲーム「クリプトスペルズ 」| TCGVerse (@crypto_spells) October 2, 2018
実際にカードトークンの販売を開始した2018年10月1日。
2日後の同3日には、プレセールの継続が困難なほど炎上して、緊急メンテナンスとともに謝罪することに。
【ユーザー様各位】
この度は弊社サービスに対しまして、不信感と不安を抱かせる形となってしまい大変申し訳ございません。
メンテナンス終了時点で今後の方針についてご共有させていただきます。何卒よろしくお願いいたします。
— NFTゲーム「クリプトスペルズ 」| TCGVerse (@crypto_spells) October 3, 2018
その流れのなかで返金騒動に発展したようです。
【ユーザー様への重要なお知らせ】
この度各所関係者様と議論を行い、全ユーザー様への全額のご返金と共に、
サービス内容及び運営体制の再検討を決定させていただきました。https://t.co/Ya4xtddtYr— NFTゲーム「クリプトスペルズ 」| TCGVerse (@crypto_spells) October 3, 2018
その翌月にはもろもろ問題を整理して、今後の方針が発表されました。
【CryptoSpellsの今後の方針に関してのお知らせ】https://t.co/tIPcapDZv4
— NFTゲーム「クリプトスペルズ 」| TCGVerse (@crypto_spells) November 8, 2018
こうしたことからSNS上では、コンプライアンス面で問題があるのではとの声が広がっていたようです。
ゲームバランスの調整不足
トレーティングカードゲームといえば1枚1枚のカードの存在、スペックがデッキの強さやゲーム全体のバランスに直結します。
このゲームバランスに対するユーザーの疑問の声も多かったようです。
【バトルシステムに関して】
多くの方にご質問いただいておりますバトル内容に関しましては、
mediumの方で公開させていただいております。https://t.co/djlXywLGj8
どうぞ宜しくお願いいたします。 pic.twitter.com/teL7XhnkTj— NFTゲーム「クリプトスペルズ 」| TCGVerse (@crypto_spells) October 1, 2018
3.リリース後は人気ゲームへ
もともと日本初のTCGのNFTゲームとして注目を浴びていただけに、以上の経緯によってユーザーが不安がり炎上してしまったようです。
しかし2019年6月25日の正式リリース直後には、週間売上が900ETH(約3000万円)に達して黒字化見込みの旨を発表し、好スタートを切ったようです。
地上波テレビCMの放送も
翌年の2020年5月26日には、『CryptoSpells』の地上波テレビCMが流れています。
スマホアプリの超大型ゲームでは、ティザー的に宣伝を流すことが多いです。
しかし通常のゲームメーカーは、ゲーム配信後の売上推移などによって宣伝を強化するかどうかを判断していきます。
そのため、配信後しばらく時間が経過してから(クリスぺの場合は半年程度)地上波のTVスポットを投下するという稀なケース。
この場合は、ゲームの売上、ユニークユーザー数が順調に推移していることの裏づけとしても見られることがあります。
こうしたことなどから、『CryptoSpells』が炎上から復活したとの声も上がっていたようです。
ちなみにテレビCMには、人気Youtuber「もこうさん」、「むじょるさん」などを起用しています。
そこで、『CryptoSpells』がブロックチェーンという新しい遊び方のゲームであることを訴求していました。
「CryptoSpellsは”やばい”!?」のまとめ
いかがだったでしょうか。
『CryptoSpells』の概要と過去に起きた炎上事件とその後について解説しました。
・『CryptoSpells』は日本初のブロックチェーンゲームとして注目を浴びていた
・プレリリース時はコンプライアンス面の問題などで炎上した
・正式リリース後は人気ゲームへ復活を遂げた
これから『CryptoSpells』のプレイをスタートしたい方の参考になればと思います。