NFTを始めるためにはメタマスクが必要と聞いたけど?
メタマスクを使い始めるには何をすればよいの?
メタマスクでなにができるの?
NFTや仮想通貨に興味があるけど、メタマスクって初めて聞いたよ
という方は本記事を読むことで、まず何をすればよいのか、がわかります。
・仮想通貨、NFTの管理にウォレットアプリが必要
・メタマスクは、もっとも普及しているウォレットアプリ
・メタマスクを使うと、NFTを売買できる
・仮想通貨を購入するためには、「コインチェック」などの口座が必要
NFT、仮想通貨を始めるためには、仮想通貨取引所の口座も必要だよ!
メタマスクを使うために必須となる仮想通貨取引所をチェックする!
メタマスク(Metamask)とは
ウォレットアプリは、ブロックチェーンサービスを利用する上で必須のツール。
そんなウォレットアプリのなかでも、もっとも汎用性が高いのが「メタマスク(Metamask)」です。
ブロックチェーンやNFTに興味がある人は、まずはメタマスクをダウンロードする必要があるよ!
また日本語対応していることから、国内での利便性が非常に高くなっています。
▲アプリ版のトップ画面
仮想通貨 / NFTを管理できる
「メタマスク」は、インストール直後の初期状態では仮想通貨「ETH」を管理できます。
ただし扱える通貨は「ETH」だけではなく、
することで、さまざまブロックチェーンの通貨を管理できるようになります。
そのため、たいていのブロックチェーンサービスに対応できます。
また仮想通貨だけでなく、NFTも管理することが可能です。
NFTを管理する方法は下の記事をチェックしてね!
NFTを購入できる
メタマスクを使うと、マーケットプレイスでNFT売買が可能に。
世界最大級のNFTマーケットプレイス「OpenSea」も利用できます。
リリース済みサービスのNFTは、OpenSeaで売買されていることが多いよ!
PC / スマホで利用できる
メタマスクはパソコン、スマホ(タブレット)の両方で利用できます。
メタマスクのアプリは、それぞれ下記ストアで無料配信されています。
・パソコン=Chromeウェブストア
・スマホ=App Store / Google Play
メタマスクの偽物に注意!
過去にGoogle Play上で「メタマスク」の偽物アプリが出現していました。(※現在はGoogleが削除済み)
偽物のアプリを利用すると、外部からウォレット内の資産を引き出せるようになってしまいます。
「Google Play」は「App Store」ほどアプリの審査が厳しくないとされるため、とくにAndroid端末の利用者は注意が必要です。
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メタマスク(Metamask)の始め方を解説
「メタマスク」をインストールして、ウォレットを生成するまでのフローを解説します。
フロー1:アプリをダウンロードする
フロー2:新しいウォレットの作成する
フロー3:パスワードを設定する
フロー4:シークレットリカバリーフレーズを設定する
番外編:PCでメタマスクを始める場合
【フロー1】アプリをダウンロードして開く
iOSならば「App Store」で、AndroidOSならば「Google Play」で「メタマスク」をダウンロードします。
アプリストアには、メタマスクを偽装した詐欺アプリがあります。詐欺アプリをインストールすると、仮想通貨やNFTを盗まれてしまいます。必ず、公式サイトからダウンロードリンクを踏むようにしましょう。
アプリをダウンロードしたら、開きます。
まずチュートリアル画面が表示されますので、そこで画面下「開始」をタップします。
【フロー2】新しいウォレットの作成する
次の画面で「新しいウォレットの作成」をタップします。
【フロー3】パスワードを設定する
フォームへ自分で決めた文字列を入力して、パスワードを設定します。
このとき、パスワードは8文字以上入力する必要があります。
パスワードを入力したら、チェックボックスにサインして「パスコードを作成」をタップします。
【フロー4】シークレットリカバリーフレーズを設定する
ウォレットの保護の画面へ移動したら、「開始」をタップして「シークレットリカバリーフレーズ」を設定します。
「シークレットリカバリーフレーズ」は、アカウントをインポートする際に必要となるので必ず保管しておきましょう。
「シードリカバリーフレーズ」を設定する上で必要な説明が記載されています。
さらに「開始」をタップして先へ進める。
画面中央をタップすると、「シークレットリカバリーフレーズ」が表示されます。
この時に表示されるフレーズは、次の画面入力時に必要なものとなります。
忘れないように、テキストエディタや紙のメモなどに書き留めておきましょう。
続いて先ほどメモしたシークレットリカバリーフレーズを順番に入力して、「バックアップの完了」をタップします。
ここまでくると、アプリのセットアップが完了します。
お疲れさまでした!
シークレットリカバリーフレーズは、外部に漏れるとメタマスク内の資産をすべて盗まれてしまいます。決して他人に教えないように注意しましょう!
【番外編】PCでメタマスクを始める場合
スマホアプリではなく、PCでメタマスクを始めるケースのフローを説明します。
PCの場合は、Chromeブラウザの拡張機能を使って、アプリをインストールします。
1:Chromeブラウザをインストールする
まず、Chromeブラウザを持っていない人は、インストールしましょう。
2:メタマスクをインストールする
Chromeブラウザを立ち上げてメタマスクの公式サイトへ移動します。
「Download」をクリックします。
「chromeウェブストア」にて、「メタマスク」をインストールします。
3:メタマスクを立ち上げる
インストールを終えると、ブラウザのメニュー「拡張機能管理」に「メタマスク」が入っています。
「メタマスク」を立ち上げて、アカウント作成作業に入ります。
ここまでくると、スマホアプリと同様の作業手順になります。
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メタマスク(Metamask)を設定しよう!
メタマスクをインストールしたら、実際に利用できるように各種設定を進めていきましょう。
設定で日本語化する
「メタマスク」を起動したのちに、画面左上メニューから設定(歯車アイコン)へ移動して日本語化しておきましょう。
ただしiOSアプリの場合はデフォルトで日本語化設定されているため、この作業は不要です。
ウォレット管理する
現在持っているウォレットのアカウントとは、別のアカウントを生成することが可能です。
すべての仮想通貨資産をひとつのアカウントで管理していると、仮に詐欺にあった場合にすべての資産を失うことになります。
リスク分散の意味でも、
・利用サービスごとにウォレットアカウントをわける
・テスト用ウォレットを用意する
など工夫すると安全です。
ネットワークを追加する
ネットワークを追加することで、イーサリアム以外のブロックチェーンを利用できるようになります。
例えば、仮想通貨「BNB」を管理したい場合は「Smart Chain」のネットワークを追加する必要があります。
トークンを追加する
トークンを追加することで、管理できる仮想通貨を増やすことができます。
例えば、仮想通貨「APE」を管理したい場合は「Ethreum Main Network」上でトークンを追加する必要があります。
PCでログアウトする
PCのメタマスクでは、アプリがブラウザに連動しています。
メタマスクを利用し終えたら、ログアウトしておくとセキュリティ面で安全です。
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メタマスク(Metamask)に入金してみよう!
基本設定を終えたら、メタマスクへ入金してみましょう。
【フロー1】取引所の口座開設をする
「メタマスク」を使用するためには、仮想通貨取引所からトークン(仮想通貨)を入金しておく必要があります。
まずは、国内最大規模の仮想通貨取引所「コインチェック」の口座を開設しておきましょう。
【フロー2】「メタマスク」へ入金する
「メタマスク」のトップ画面にある「パブリックアドレス」をコピーします。
「コインチェック」から「メタマスク」へ仮想通貨を送金するときに「アドレス(宛先)」として、「パブリックアドレス」を貼り付けます。
この状態で「コインチェック」から「メタマスク」へ仮想通貨を送金すると、正しくウォレットへ入金されます。
【番外編】別ウォレットへ送金(出金)する
メタマスクから仮想通貨取引所、別ウォレットへ送金することができます。
「送金」の詳しいやり方は下記記事をチェックしてね!
メタマスクを使うために必須となる仮想通貨取引所をチェックする!
まとめ:仮想通貨やNFTを始めるなら「メタマスク」が必須!
「メタマスク」の概要と始めるまでのフローを、具体的な使い道をご紹介してきました。
まずはアプリを触ってみて、徐々に慣れていっていただければと思います。
・仮想通貨、NFTを始めるためにウォレットツールが必須
・「メタマスク」は、仮想通貨とNFTを一元管理できる日本語対応のウォレットアプリ
・シークレットリカバリーフレーズは、決して他人に教えてはいけない
・「メタマスク」を使いこなすためには、ある程度「設定」する必要がある
・「メタマスク」でNFT購入できる